ディナーと英世と心意気

久しぶりにディナータイムのバイトでした。平日のディナーは程よく忙しくてよいです。
最近、ようやく「野口英世」をものにした。
長い道のりだったがバイト中、英世と二人っきりになったときを狙って、自分の財布に忍んでいた漱石と入れ替えた。
ようやく出会えたね、英世。

英世はちょこちょこレジの中に入ってくるのだが、一葉のほうはなかなか出回らず、まだ一度もお目にかかれていない。
信用できる銀行すじによると、
初日以降、新札の両替に予想以上の人が訪れ、増刷が間に合わず、銀行にも新札がない状態らしい。
特に一葉は人気で初日で完売だったようだ。
そのすじの人の話によると、一葉はほんのりピンク色で今までに見たことがないような女(お札)らしい。
早く見てみたいわ。
でも英世と新・諭吉は見たのでしばらくは満足。
自分が持ってることもあってか、レジの中に新札があっても大人の余裕を見せられるようになった。
仲のいい常連さんとかにはおつりで英世をわたしたりしてる。
たいしたことではないが喜んでもらえるし、多少会話も弾む。
まあ、一 葉 は 誰 に も 渡 さ な い が な 。


今日の川柳−−−−−−
新札を
 おつりで渡す
     心意気
   22歳(学生)