シェイプと南南東と嗚咽

本日二度目の更新。
とりあえず発表練習は無難に終わりました。
無難に終わってよかった...
それでも2分30秒オーバーだがな!
14分30秒...発表時間15分ならほぼ完璧なのに...
ここからさらにシェイプするのか...
限界ぎりぎりだ。
なんかもう力石徹って感じです。

eho


せっかくなので買ってみた。
世間ではこれを1年の幸せを願う行事だと勘違いしているようだが、
否。
年に一度の男同士の真剣勝負なのである。
対するはT氏、I氏。
張り詰める空気。
男三人、南南東の夜空をじっとにらみ、その黒い物体を構える。
構えたその手がやけに汗ばむ。
そしてちらりと目を合わせるや一気に口に押し込む。

さあ戦いの火蓋が切られた。
まずは序盤、先手必勝T氏が一気に黒い物を押し込む。
俺やI氏をあざ笑うかのような華麗なスタートダッシュだ。
しかし、人生はそううまくはいかない。
ブフォッという鈍い破裂音とともにT氏が悶える。
それに釣られて俺、I氏も噴出しそうになる。
そう、ここからが本当の勝負なのだ。
いかに笑いをこらえて一気に食えるか。
鼻、気管支が悲鳴を上げる。
こらえようとすればするほど沸き起こる微妙な引き笑い。
お互いの異様な姿がそれに拍車をかける。
呼吸困難5秒前。
しかもこの黒い物体、意外に長い。
普通に食ってもお腹いっぱいになる量。
胃から巻き起こる嗚咽と肺の痙攣に苦しみながらの戦い。
まさに男と男の真剣勝負。
もう必死。必ず死ぬと書いて必死。



壮絶な戦いの末、見事トップで食い終える。
久々にいい勝負ができた。


食い終わったあとは食べるのが遅かったI氏を笑わしにかかる。
勝者の特権だ。
たびたび噴出しそうになるI氏を見ながら余韻に浸る。
年に一度の大行事。

ある人が言った。
恵方食いは幸せを得るための行事じゃない、幸せを得ることがいかに大変かを知る行事だ!」と。
そんな2月3日。